小学生のころからアメリカのヒット曲が大好きだったが、
特に1964年初頭のビートルズに触発された音楽シーンには気が気でなかった。
65年の秋くらいから業界紙のビルボードのHOT100にも気を止めるようになっていた。
年末にヒットしたバーズのTURN!TURN!TURN!や
サイモン&ガーファンクルのSOUND OF SILENCE を聴くに及んで、
私の頭の中ではこの繰り出してくる素晴らしき音楽を逃すまいということになった。
当時の日本のヒットチャートとは無縁の音楽達を何とかするには、
自分で作るしかないと思ったのである。
早速英単語記憶のカードに曲名を書き込み、
毎週それを並べ替えて順位付けして表にするという作業であった。
勉強もクラブ活動も続けながらの作業はどれだけのものだったかは定かではない。
ここに至って再度じっくり眺め検証してみたい。

なお、別の拙ブログでも随想誌にて音楽のことを綴っている。
ご興味のある方は是非訪れていただきたい。

2012年9月16日日曜日

音楽簿1966年9月17日号





「イエロー・サブマリン」はHITTABLE誌では初めての№1ビートルズ曲となった。世間では圧倒的人気も、ここでは厳しい審判がある。彼らには珍しいRINGOの歌うほのぼのしたアニメソングの走りである。1位から6位まで全て6週目の曲が占めた。さらにトップ20まで9曲が占めて、6週前の新曲ラッシュの実りが今週だったということになる。先週もお伝えしたが、BEACHBOYSというかBRIAN WILSONの「神のみぞ知る」は、ポップス史上燦然と輝いている名曲だが、先週1週で姿を消した。