小学生のころからアメリカのヒット曲が大好きだったが、
特に1964年初頭のビートルズに触発された音楽シーンには気が気でなかった。
65年の秋くらいから業界紙のビルボードのHOT100にも気を止めるようになっていた。
年末にヒットしたバーズのTURN!TURN!TURN!や
サイモン&ガーファンクルのSOUND OF SILENCE を聴くに及んで、
私の頭の中ではこの繰り出してくる素晴らしき音楽を逃すまいということになった。
当時の日本のヒットチャートとは無縁の音楽達を何とかするには、
自分で作るしかないと思ったのである。
早速英単語記憶のカードに曲名を書き込み、
毎週それを並べ替えて順位付けして表にするという作業であった。
勉強もクラブ活動も続けながらの作業はどれだけのものだったかは定かではない。
ここに至って再度じっくり眺め検証してみたい。

なお、別の拙ブログでも随想誌にて音楽のことを綴っている。
ご興味のある方は是非訪れていただきたい。

2012年11月25日日曜日

音楽簿1966年11月26日号



とうとう「チェリッシュ」が陥落。でも早くも★マーク、ミリオンダーラーだ。入れ替わったのは、HITTABLE誌上初の、当時としては迫力の黒人ソウル。さあ「いとしのルネ」との切磋だ。5位に上がってきたのは、加山雄三名付け親のワイルドワンズ、颯爽としたデビュー曲だ。全米№1曲がHITTABLEでは不発だったトロッグスの2曲目とビーチ・ボーイズの強力全米制覇曲が急上昇。


2012年11月18日日曜日

音楽簿1966年11月19日号



「チェリッシュ」5週目のトップ。やはりパーフォームが、実際が優れているのだろう。もう音楽史上前後空絶曲となった。激下がり№1曲「この手のひら・・」は一瞬の評価しかなかった。2位急上昇は、HITTABLEでは珍しい黒人ソウル、といっても白人化したモータウン系R&B曲。1位を伺う。待てとばかりクラシック風「いとしのルネ」もしっとりとした佳曲。あのバーズが久しぶりベストテンへ。


2012年11月11日日曜日

音楽簿1966年11月12日号




「チェリッシュ」首位奪還2週目、合計4週目は全く強い。2位に上がっのはたアメリカ版「骨まで愛して」で、これはコール・ポーターのスタンダード曲のフォー・シーズンス風名アレンジ。3位はハーブ・アルパートの小気味よい器楽曲。たしかアメリカではこれほどのヒットではなかったが。6位に上がったボブ・ディランは珍しく歌い上げている。モンキーズ、S&G、バーズと今週のベストテンは華やか。


2012年11月7日水曜日

音楽簿1966年11月5日号





ASSOCIATIONの「チェリッシュ」が首位奪還。音楽業界は鮮度第一だから一度落ち目になると再浮上は難しい。全米BILLBOARDでBEATLESの「恋を抱きしめよう」の例があるが、HITTABLEでは初めてではないか。★マークが7位「わが心のシンフォニー」と11位「9月に会いましょう」についてミリオンセラー扱いとなった。初登場31位の「恋しのルネ」はクラシック風、32位の「レイン・オン・ザルーフ」はフォーク調と、66年ならではの曲かと思う。